サイバーガン社がエアソフト業界から本格的に武器・兵器製造の事業者へ
フランスの大手エアソフト企業であるCybergun(サイバーガン)社が、このほど武器・兵器・弾薬などのカテゴリーBと呼ばれるフランス内務省の認可を受けて、本格的に実銃関連の事業に参入することとなった。
サイバーガンと言えば、エアソフト業界では実銃メーカーよりライセンスを取得し、中華系エアガンメーカーとタッグを組んで様々なエアガン製品をリリースしてきた企業として有名だ。最近ではG&G ARMAMENTとリリースしたFN F2000が記憶に新しい。
サイバーガン社は2015年に、エアガンでは初めてGLOCK社のライセンスを用いたレプリカをフランス政府に納入、軍関連や法執行機関向けの市場への参入を果たしている。かねてより実銃分野での進出を推していくための部門を設立するなど積極的に動いており、今回のカテゴリーB認可もこれからのサイバーガンの新たな事業の取り組みのための一環であると思われる。有名な武器メーカーとの提携事業も決まっているようで、それら事業における実銃関連の製造、保管、流通などをすることができる。
今まで実銃メーカーがエアソフト業界に参入するケースはあったものの、逆のパターンは中々珍しいことである。多数の実銃メーカーのライセンスを取得するなど積極的にエアソフト業界に貢献してきたサイバーガンだが、これらは自らの企業飛躍のための布石であったようにも思われるが、これからもエアソフト業界の発展のためにも是非とも様々な事業を成功させていってほしいものだ。
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G&G FN F2000シリーズ
WE トンプソンM1A1